現代社会ではインターネットを利用することは必須となっています。
インターネットを利用する為の方法としてポケットwifiと光回線があります。
このページではインターネットを利用する為の方法としてのポケットwifiと光回線のそれぞれの違い、メリット・デメリットを比較してまとめています。
ポケットwifiにする?光回線にする?
あなたは『ポケットwifiがあれば固定回線は要らない』など聞いたことがありませんか?
で、新生活を始める進学に伴う引越し、また就職、転勤、一人暮らし、結婚などなど理由は色々とあると思いますが、インターネットを利用したいと考えた際に、
・ポケットwifiにした方が良いのか?
・光回線にした方が良いのか?
と、つまりインターネットの契約を”自宅でも外でも使えるポケットwifiでまとめるor自宅に光回線をひいて+ポケットwifiを持つかを考える”などというのは多くの人が悩むところでもあります。
家でも外でもインターネットを利用できた方が便利なことに変わりはありません。
スマホだけでは心細いなどと。
おそらく様々な面から悩んでいるところだと思います。
実際に私もそれで悩みましたし、これまでに、自宅に固定回線(ケーブル回線・ADSL・光回線)をひいて+ポケットwifiを持っていることもありました。
また、固定回線はなしでポケットwifiのみでインターネットを利用している頃もありました。
またそして、光回線をひいてポケットwifiを解約して格安sim(格安sim+格安スマホ・格安sim+simフリーモバイルwifiルーター)を差し替えたり、スマホのテザリングを使ったりで運用していることもありました。
と、私の場合はなんとなく楽しみながら色々と試してみていた感じです。
全てのインターネット回線を網羅しているタイミングもあったり無敵状態の時もありましたが、それはおすすめではありません、当たり前ですが必要のない無駄なコスト(お金)がかかるからです・・・。
つまり、これって人それぞれ置かれている環境や状況によって違いがあるということとなります。
ですから、今現在自分に必要なインターネット状況を考えると自ずと答えは導き出されたりします。
ポケットwifiと光回線の違いと比較
ポケットwifiと光回線の違いと比較をまとめました。
通信速度と安定性
ポケットwifiと光回線の通信速度と安定性については、
ポケットwifi:エリアによって不安定なところもあり、通信速度は光回線と比較すると遅いが充分なスピードは出ている
光回線:基本的に安定しており通信速度も早い
例えば、光回線のフレッツ光を取り上げると最大1Gbpsで理論上の速度ですが、ポケットwifiよりも通信速度は確実に速くなっています。
今現在世界最速インターネットと言われている光回線NURO光で言えば最大2Gbpsの速度が出ると宣伝しています。
で、ポケットwifiで最も新しい機種端末W05では下り最大で708Mbps程となります。
また、光回線はポケットwifiと違って上り下り問わずの通信速度です。
やっぱり通信速度と安定性の面では光回線に軍配が上がります。
とはいえ、10Mbps以上の通信速度が出ていれば快適と言われており、体感的にインターネットを利用する上でストレスを感じることはほぼないと言われています。
通信量の利用制限
通信量の利用制限については、
ポケットwifi:どんなプランを選んでも利用制限はある(3日間で10GB制限を含む)
光回線:利用制限なし
ポケットwifiを契約するプロバイダによりますが、WiMAXでは無制限使い放題プランは主流ですのであまり心配はありませんが、LTEでは無制限使い放題というプランは主流ではない為通信制限とは常に背中合わせの状態にあるでしょう。
※LTEのポケットwifiでも無制限使い放題のプランはプロバイダによってはあります。
※3日間で10GB制限にかかったとしても1Mbps程の速度は出るので大きなデータをダウンロードする様な使い方をしない限り基本的にはインターネットを利用する上でそこまでの支障はないかと思います。
しかしやっぱり利用制限に関して言うと利用制限のない光回線の方が良いです。
インターネット開通工事
インターネット開通工事については、
ポケットwifi:開通工事不要
光回線:開通工事必須
開通するまで環境や状況によって異なりますが、ポケットwifiであれば1週間程度で、光回線であれば3~4週間程度を見ておくというのが一般的です。
※光回線は戸建てとマンションでも工事内容が異なり、比較的マンションの場合であればケーブルやモデムを取り付けるだけで済むことも多いですが、戸建てとなると壁に穴を開けたりと本格的な工事が必要になる場合が多いです。
また、戸建てとマンションでは開通工事の料金が異なる場合もあります。
ポケットwifiに比べて光回線は開通までに時間がかかりますので、開通工事の面ではポケットwifiの方が良いです。
つまり、ポケットwifiの方が光回線と比較すると手間がかからず手軽に取り入れることが出来る様になっています。
月額料金
月額料金については、
ポケットwifi:相場4000円以下くらい
光回線:相場6000円程度
契約するプロバイダ等のポケットwifiでも変わってきます(光回線も同様です)が、基本的には月額料金で言うと圧倒的にポケットwifiの方が安く、光回線の方が高くなっています。
ちなみに光回線も含む固定回線は戸建てとマンションで料金も変わってきます。
戸建てよりもマンションの方が安くなる場合がほとんどです。
とはいえ、それでも、ポケットwifiと光回線を比較するとポケットwifiの方が安くなります。
ポケットwifiと光回線の色々な側面を見てみるとポケットwifiの方が料金面で安いことは妥当かなと思います。
ポケットwifiのメリットとデメリット
ポケットwifiのメリットとデメリットについてまとめています。
ポケットwifiのメリット
ポケットwifiのメリットをまとめています。
インターネットをどこでも使える!場所にとらわれない!
ポケットwifiのメリットは家でも外でもインターネットが自由に利用できるというところです。
つまり、基本的に電波さえ届いていれば場所にとらわれることなくインターネットが使えるというのは大きなメリットとなります。
インターネットがすぐに使える!開通工事不要!
ポケットwifiは開通工事が不要なのですぐにインターネットを利用することが出来るのもメリットです。
ポケットwifiを契約すればすぐに使える様になりますし、解約も解約手続きを行えばいいだけですからポケットwifiはとても手軽にインターネットを利用することが可能です。
ポケットwifiは一言でいうと”とても簡単でシンプル”なのです。
ポケットwifiのデメリット
ポケットwifiのデメリットをまとめています。
通信制限がある
ポケットwifiのデメリットは、通信制限があるというところはかなりデメリットです。
3日間で10GB制限や、月間で契約している通信容量をオーバーするなど、つまり上限がありますので、その上限を超えることで通信速度に制限がかかります。
また、通信が安定しないというのもポケットwifiのデメリットになってきます。
電波が室内屋内に弱い
ポケットwifiは屋内に弱いというのもデメリットです。
例えば、特にWiMAXでは建物内であったり、地下であったり、とほかWiMAXであってもLTE(auでもソフトバンクでも)であってもエリアは限られていますので電波の届かないところでは当然のことですがインターネットを利用することが出来ません。
バッテリー切れ(電池切れ)の不安・心配
ポケットwifiのバッテリー切れ(電池切れ)の不安・心配もあると思います。
ポケットwifiのバッテリーが切れるとポケットwifiは使えません=するともちろんインターネットを使うことも同時に出来なくなります。
光回線のメリットとデメリット
光回線のメリットとデメリットをまとめています。
光回線のメリット
光回線のメリットをまとめました。
通信速度・回線スピードが速く安定感がある!
光回線のメリットはなんといって通信速度・回線スピードの速さ、そしてその安定性です。
インターネットを利用する上でこの2点は非常に重要となります。
オプションが充実している
基本的に光回線のオプションは充実している印象があります。
例えば、
・フレッツテレビ
・リポートサポートサービス
・ひかり電話
などなど。
不必要な人もいると思いますが、豊富な充実したオプションに変わりはありません。
光回線のデメリット
光回線のデメリットをまとめました。
開通工事は必要で導入までに時間がかかる
光回線のデメリットは基本開通工事が必要となり導入までに時間がかかることです。
また、開通に工事が必要である為、解約にも多少手間がかかります。
その為、インターネットが利用が出来るまで手軽にというわけにはいきません。
簡単に乗り換えが出来ない
光回線のメリットであったオプションが充実しているという点ですが、光回線と連携することとなるので、これを契約しているからこれもお得という形になるので、一つが崩れると他も崩れることとなりますので、簡単に乗り換えるということも難しくなります。
インターネットが自宅でしか使えない
もちろんですが、ポケットwifiとは違って外出先でインターネットを利用することは出来ませんし、持ち運びをするということは出来ません。
ポケットwifiを選んだ方が良い!おすすめな人とは?
ポケットwifiを選んだ方が良い!おすすめな人をまとめました。
外出先でインターネットを利用する頻度が多い
外出先でインターネットを利用する頻度が多いという人です。
そしてポケットwifiを家でも外でも利用したい!回線をひとつにまとめたい!と考える際は基本的には一人暮らしであるということは大きなポイントになってくると思います。
一人暮らしでインターネットを利用する人間が一人というのであればポケットwifi一つでまとめるのは非常にコスパが良いです。
ですが、やはり家庭の中にインターネットを利用する人がほかにもいるという場合にポケットwifiで自宅でも外でもというのはちょっと難しいと思います。
転勤や引っ越しが多い
ポケットwifiは転勤や引っ越しが多いという場合もおすすめです。
やはり光回線は工事が必要となる為、契約も解約も手間がかかり、手軽にインターネットを利用するということが基本的には出来ません。
また、当然インターネット導入にかかる初期コストもかかるからです。
光回線を選んだ方が良い!おすすめな人とは?
光回線を選んだ方が良い!おすすめな人をまとめています。
インターネット利用は自宅が中心
インターネットを利用するのは自宅が中心という人は光回線を選んだ方が良いと思います。
通信速度と安定性が求められる
インターネットの利用用途が動画やゲームなど通信速度と安定性が求められる場合は光回線がおすすめです。
インターネットをとにかく利用するヘビーユーザー
光回線にはポケットwifiと違い、通信制限も全くないのでインターネットをとにかく利用するといったヘビーユーザーも光回線を選ぶ方が良いでしょう。
※WiMAX系のポケットwifiでは使い放題(無制限)と謳っていますが、3日間で10GBの制限などがあります、その為よく見ると”ほぼ使い放題やほぼ無制限”といった表記になっています
とはいえ、実際にWiMAXを使ってみると分かりますが通信制限はないと言っても過言はないレベルです。
まとめ
ポケットwifiと光回線の違いとメリット・デメリット、そして比較等についてまとめました。
ポケットwifiと光回線は一長一短がある
ポケットwifiと光回線どちらにも一長一短があります。
つまり、ポケットwifiにはポケットwifiの良いところがあり、光回線には光回線の良いところがあり、とやっぱりどちらが良くてどちらが悪いということは決められません。
例えば、ポケットwifiは光回線に比べて使い勝手に優れていますが、安定性や通信速度・制限では光回線が優れています。
ポケットwifiと光回線はケースバイケースで選ぶ
最初にも申し上げました様に人それぞれの環境や状況によって変わってくるのです。
要するにポケットwifiか光回線はケースバイケースでどっちがおすすめでどっちがおすすめでないか?というのは環境や状況によるわけです。
もちろん、ポケットwifiひとつで家or外でのインターネット利用をまかなえる環境や状況もあります(←このパターンはコストパフォーマンス最高最強だと思います)ので、よくよく自分自身の環境や状況を考えてみて『ポケットwifiにするかor光回線にするか』というのを選択しましょう。
ポケットwifiも光回線も契約する
ポケットwifiも光回線も契約するというのもひとつです。
どちらかひとつ、何かひとつしか選択しなければならないということもありませんし、また環境や状況によってはどちらも選ぶ必要があるというのは普通にあることです。
ちなみに私はポケットwifiと光回線のどちらも契約しています。
私の環境や状況ではコストがかかってもどうしても回線の使い分けが必要となったからです^^;
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