GMOとくとくBBとカシモWiMAXはWiMAXのポケットwifiの契約・申し込みを検討すると迷ってしまうプロバイダ選択肢のひとつでしょう。
GMOとくとくBBは老舗のプロバイダとなりカシモWiMAXは比較的新しいプロバイダとなります。
で、この2社の選び方を先に申し上げると、
- とにかく利用料金を安くWiMAXのポケットwifiを使いたい
- 複雑な手続き無くシンプルな利用料金でWiMAXのポケットwifiを使いたい
ざっくりですがここがGMOとくとくBBとカシモWiMAXを比較するポイントそしてどちらかを選ぶポイントとなるでしょう。
もちろん詰めていくと比較するポイントはまだあるのですが大きなポイントはこことなっています。
本ページではさらに細かく詰めたGMOとくとくBBとカシモWiMAXの2社の比較ポイントそしておすすめについてをまとめています。
GMOとくとくBBもカシモWiMAXも同じ回線利用のポケットwifi
まずGMOとくとくBBとカシモWiMAXを比較する上で重要なこととなりますが、それはどちらもWiMAXを利用するポケットwifiプロバイダだということです。
つまりそれはWiMAXという回線についての比較はどれだけ比較しても意味がないということになります。
もちろん間接的に比較する場合もありますが。
WiMAXという回線の比較とは、
- 通信速度
- 通信容量
- 通信制限
- 対応エリア
などに関することです。
これらに関することは比較するだけあまり意味がないということです。
GMOとくとくBBとカシモWiMAXに限らずWiMAXを取り扱うプロバイダはすべてUQ WiMAXからWiMAXという回線を借りている為、そこに比較する意味はほぼほぼありません。
通信速度
通信速度の違いが発生するのは基本的にWiMAXのポケットwifi機種端末による影響となります。
ですのでWiMAXという回線そのものでは比較するポイントにはなりませんが、選べるポケットwifi端末はプロバイダによって違うこともあります。
そういった場合には多少比較するところになるとは思います。
が、WiMAXの回線そのものに関するところでは比較するポイントではありません。
通信容量
通信容量の違いは契約する利用プランの違いによるものです。
例えば、
- 通常プラン
- ギガ放題プラン
という利用プラン選びでの違いです。
各プロバイダによってその名称に違いはあったりしますが同様のプランが展開されています。
カシモWiMAXでは、
- カシモWiMAX2+ライトプラン(7GB)
- カシモWiMAX2+ギガ放題プラン
といった様な名称であったり、
GMOとくとくBBでは、
- GMOとくとくBB WiMAX2+ライトプラン
- GMOとくとくBBギガ放題プラン
といった様な名称であったりと。
ですのでWiMAXを取り扱うポケットwifiのプロバイダ選びにおいての違いは一切ありません。
ただ家電量販店などではこのほかに特殊な利用プランも展開されています。
が、その多くがお得とは言えないものとなりますので注意が必要です。
⇒ポケットwifiキャンペーン比較~家電量販店のWiMAXはおすすめ?
※当サイトほかページにて家電量販店におけるWiMAXの利用プランについてまとめていますので併せてご覧頂くことでより理解を深めることが出来るかと思います
通信制限
通信制限についても同じWiMAXという回線を利用する以上基本的に違いはありません。
通信制限のその違いも契約の際に選ぶ利用プランによるものです。
通常プランを契約すると月間で通信容量の上限があるので、その上限を超えることで通信制限にかかります。
それが128Kbpsという超低速となる通信速度制限です。
またギガ放題ではよく話題に挙がる様な通信制限では3日で10GB制限というものです。
これは直近3日で合計10GB以上の通信容量を使うとかかる通信速度制限となり、この3日で10GB制限にかかると1Mbpsの通信速度になるというものです。
しかし、1Mbpsの通信速度が出ていれば通常インターネット利用においてそれほど不便に感じるところはないでしょう。
1Mbpsの通信速度が出ていればある程度のことは出来るからです。
⇒ポケットwifi(WiMAX)3日で10GB制限とは!どれくらい遅い?解除方法は?
※3日で10GB制限についてほかページにもまとめていますので併せてご覧頂くとより理解を深めることも出来るかと思います
と、通信制限に関してはプロバイダの違いによるものではなく、プロバイダを決めてから契約する利用プランによる違いとなるのです。
ですので大方通信制限はプロバイダ選びにおいて比較するポイントではないのです。
対応エリア
対応エリアもWiMAXという回線を利用している以上絶対的に変わることはありません。
それはハイスピードエリアモード(WiMAX/WiMAX2+)であってもハイスピードプラスエリアモード(au 4G/au 4G LTE)であっても同様にです。
通信モードの選択ではオプションを利用するかどうかなども関係しますが、今現在現役となるすべてのWiMAXポケットwifi端末で利用出来るものであるのでプロバイダ選びそして比較するにあたっては関係ありません。
GMOとくとくBBとカシモWiMAXの特徴は利用料金の安さである
カシモWiMAXの特徴は月額料金の安さです。
WiMAXのポケットwifiプロバイダとして安さ(利用料金)を特徴にするとその前に立ちはだかるプロバイダが存在します。
それがGMOとくとくBBです。
つまりGMOとくとくBBとカシモWiMAXと共に安さをウリにしているWiMAXのポケットwifiプロバイダとなっています。
もちろんGMOとくとくBBとカシモWiMAXを比較すると安さ以外にも2社には色々と違いはありますが・・・やはりと言うべきかGMOとくとくBBと比較して利用料金の安さで右に出るプロバイダはありません。
ポケットwifiW05を2年契約でギガ放題プラン
以下はGMOとくとくBBとカシモWiMAXのギガ放題プラン2年契約・ポケットwifi端末W05を例にとって比較表にまとめています。
GMOとくとくBB | カシモWiMAX | |
初月利用料金 | 3,609円(日割り) | 1,380円 |
1~2カ月目 | 3,609円 | 1,380円 |
3~24カ月目 | 4,263円 | 3,380円 |
25カ月目~ | 4,263円 | 4,079円 |
初期費用(事務手数料) | 3,000円 | 3,000円 |
ポケットwifi端末代金 | 0円 | 0円 |
キャッシュバック | あり | なし |
2年間の総支払額 | 103,350円 | 76,740円 |
一見するとGMOとくとくBBよりもカシモWiMAXの方が大幅に安く見えますが、この総支払額からGMOとくとくBBはキャッシュバックされる金額を差し引きすることになります。
するとGMOとくとくBBの総支払額は103,350円-34,050円=69,300円となります。
※W05の2018年12月のキャッシュバック金額は34,050円となっています
また上記の比較表では初月の日割りを満額(3,609円)で計算しているのでGMOとくとくBBと契約するタイミングによってまだ差額は生まれることにもなります。
ちなみにGMOとくとくBBのこのW05を選択した際の利用料金は他社プロバイダを含めて最安となっています。
要するにGMOとくとくBBと比較する上で利用料金以外の何かを優先する場合のみでしか他社プロバイダを選ぶ理由がありません。
ただ利用料金で比較するところはキャッシュバックの受け取りの手間さ面倒さを感じるかどうかです。
そこさえクリア出来ればGMOとくとくBBがおすすめです。
で、冒頭で書いた2社の比較ポイントの、
- とにかく利用料金を安くWiMAXのポケットwifiを使いたい
- 複雑な手続き無くシンプルな利用料金でWiMAXのポケットwifiを使いたい
のここに辿り着く結果になるわけです。
GMOとくとくBBとカシモWiMAXを比較
ここでGMOとくとくBBとカシモWiMAXを比較するポイントは、
- 利用料金
- ポケットwifi機種端末
- 契約期間
- オプションサポートサービス
- auスマートバリューmineについて
などとなります。
先でも取り上げて比較した様にGMOとくとくBBとカシモWiMAXを比較する上で利用料金の違いは非常に重要であることに違いはありません。
ほか2社に細かい違いはありますが利用料金を含めて5つ取り上げました。
この中で大きいと私が感じるのは選べるWiMAXのポケットwifiの機種端末です。
利用料金
先述していますが、利用料金の安さを求めるならGMOとくとくBBにて契約・申し込みをするのがおすすめとなります。
先にGMOとくとくBBとカシモWiMAXの月額基本料金(ギガ放題2年契約)を比較表にまとめていますが。
カシモWiMAXは月額基本料金は非常に安いのが特徴です。
その安さはWiMAXのポケットwifiユーザーの間の口コミでもかなり評判となっており高い評価も得ています。
カシモWiMAXはキャンペーンとしては展開していませんが他社プロバイダで言うところの月額割引キャンペーンの様な(近い)ものとなっています。
ポケットwifi機種端末
GMOとくとくBBとカシモWiMAXでの大きな比較ポイントとして選べるWiMAXポケットwifi(モバイルwifiルーター)の機種端末の違いがあります。
GMOとくとくBBでは、
- WX05
- W05
- WX04
- W04
- L01s
と最新機種端末WX05を含めほぼすべての現役となるWiMAXのポケットwifi機種端末を選ぶことが可能となっています。
⇒ポケットwifiWX05キャンペーン比較!おすすめのプロバイダとは!
※WX05を選ぶ為のWiMAX取り扱いポケットwifiプロバイダキャンペーン比較もほかページにてまとめています
それに対してカシモWiMAXでは、
- W05
- L01S
- Triprouter
と、選択肢が3種類で非常に少なくなっています。
以前まではW04の取り扱いもありましたが今ではなくなりました。
が、ひとつメリットと感じるのが”Triprouter”というUSB接続が中心となる無線ルーターでさらにモバイルバッテリー機能も搭載されたポケットwifiがあることです。
このポケットwifiは他社プロバイダでの取り扱いがなくスペックとしてはそれほど高いものではありませんが使い勝手としては非常に良いものとなっています。
ひとつカシモWiMAXで機種端末で重要なこととして忘れてはならないことそれは料金プランによっては新古品のポケットwifi端末だったりするというところがあります。
さらにちなみにこのTriprouterを選択するのがカシモWiMAXでの最安級プランとなっています。
契約期間
GMOとくとくBBもカシモWiMAXも3年契約が中心となっているWiMAXのポケットwifiの契約期間の中、未だ2年契約が選択できる数少ないプロバイダとなっているのは2年契約を希望するユーザーにとって大きいところだと思います。
※今現在はGMOとくとくBBでは2年契約が出来なくなり3年契約のみとなっています
つまり、GMOとくとくBBもカシモWiMAXもどちらも2年契約を選ぶことが出来るということです。
が、GMOとくとくBBでは2年契約ならびに3年契約からも選択することが可能となっています。
ですので、カシモWiMAXでは3年契約の選択肢がありません。
ですが、WiMAXのポケットwifiは今後3年契約がベーシックとなっていく流れですので2年契約が選べるのもあとわずかだとは思います。
ただそれはデメリットばかりではなく3年契約にすることで通常有料(月額1,005円)となるハイスピードプラスエリアモード(LTEオプション)が無料で利用できる様になるといったメリットもあります。
オプションサポートサービス
GMOとくとくBBとカシモWiMAXの違いにはオプションサポートサービスの違いもあります。
GMOとくとくBBでは、
- 安心サポート
- 安心サポートワイド
といったオプションサポートサービスがあります。
安心サポートとはポケットwifi端末が故障した際に無料で修理をしてくれるといった月額制のオプションサービスです。
そして安心サポートワイドはそれに加え水濡れ補償までが対象となります。
カシモWiMAXでのオプションサポートサービスは安心サポートのみとなり水濡れに対しての補償がありません。
GMOとくとくBBとカシモWiMAXと共に安心サポートは月額300円となり、安心サポートワイドは月額500円となります。
auスマートバリューmine
カシモWiMAXは多くのプロバイダでは当たり前の様に使えるauスマートバリューmineが使えません。
GMOとくとくBBとカシモWiMAXキャンペーン比較
ここはGMOとくとくBBとカシモWiMAXキャンペーンについての比較となります。
当サイトほかページにて他社プロバイダを含めてキャンペーン比較をしたページもありますので併せてご覧頂ければよりWiMAXのポケットwifiプロバイダ選びの参考になるかと思います
⇒ポケットwifi最新キャンペーン比較!利用料金最安値おすすめはここ!
※常に最新の情報を心掛けていますがキャンペーンは高頻度で変更されますので各プロバイダ公式サイトにて最終チェックをお願いします
GMOとくとくBBのキャンペーン
GMOとくとくBBでは、
と2018年11月現在では3つのキャンペーンが展開されています。
⇒GMOとくとくBBWiMAX2+ポケットwifiキャンペーン比較とおすすめ
※当サイト(ポケットwifiキャンペーン比較おすすめランキング)ほかページにてGMOとくとくBBが展開するそれぞれのキャンペーンについてもまとめています
ちなみに得の極みキャンペーンはある意味月額割引キャンペーンの一種であると思ってもらっても良いかと思います。
とはいえ、得の極みキャンペーンと月額割引キャンペーンとの料金体系など仕組みは違っています。
カシモWiMAXのキャンペーン
カシモWiMAXでは・・・取り立てて特別なキャンペーンを展開されていません。
以前まではキャンペーンコードなるものをカシモWiMAXの契約・申し込みページにて入力する欄がありましたが今現在はなくなりました。
が先にもご説明した様にカシモWiMAXでは月額1,380円~などと基本利用料金を下げることをしています。
つまりカシモWiMAXはデフォルトで月額割引キャンペーンに近い酷似したものとなっています。
まとめ
GMOとくとくBBとカシモWiMAXを比較するポイントには、
- とにかく利用料金を安くWiMAXのポケットwifiを使いたいならGMOとくとくBB
- 複雑な手続きなくシンプルな利用料金でWiMAXのポケットwifiを使いたいならカシモWiMAX
が大きななところとなります。
WiMAXのポケットwifiを契約すると利用料金は今後毎月かかるコストとなります。
その為そのコスト最安にこだわるのはWiMAXのポケットwifiプロバイダを選ぶ上で非常に重要なポイントになると思います。
⇒ポケットwifiをコスパ重視で選ぶ!月額利用料金最安徹底比較!
※月額利用料金とそしてコストパフォーマンスにこだわり各プロバイダを比較してほかページでもまとめています
またGMOとくとくBBと比較してカシモWiMAXのデメリットとしては、
- 2年間の総支払額が最安ではない
- ポケットwifi(モバイルwifiルーター)端末が新古品
- auスマートバリューmineが使えない
などです。
で、カシモWiMAXに対応するGMOとくとくBBのさらなるキャンペーンは”得の極みキャンペーン”です。
得の極みキャンペーンは月額800円~といった脅威的なキャンペーンとなっています。
つまりカシモWiMAXの月額1,380円~に対抗したキャンペーンとなるわけです。
元々特別にキャンペーンを展開するほどの驚異的な存在だったわけですが、GMOとくとくBBのこの”得の極みキャンペーン”の展開により利用料金ではやはりGMOとくとくBBが勝る結果となっています。
2017年10月5日にサービスを開始した比較的新しいカシモWiMAXですが今後楽しみなプロバイダのひとつです。
など、先のポケットwifi機種端末のところでも少し触れましたがYouTubeを使っての施策も行っていたりと顧客満足度の向上もあらゆる方面で考えられている気がします。
余談ですがカシモWiMAXの名前の由来ですが”賢いモバイル(かしこいモバイル)でカシモ”とのことです・・・どう賢いのかが意味深となり=それが何を意味するのか気になるところです。
消費者や契約者などWiMAXのポケットwifiユーザーにふんわりと示唆するイメージでしょう。
今後カシモWiMAXはもしかするとGMOとくとくBBを脅かす存在にもなり得るかもしれません。
実際GMOとくとくBBもカシモWiMAXに対応する様に新たなキャンペーンを展開したということもその証拠でしょう。
ですが、今現在(2018年12月)は利用料金はもちろんのことほか多面に見てもWiMAXのポケットwifiを契約・申し込みするプロバイダとしてGMOとくとくBBの方がおすすめとなります。
カシモWiMAXを選ぶなら=”利用料金はシンプル尚且つTriprouterを使いたい”となればだと思います。
というのも利用料金がシンプルというだけならGMOとくとくBBの月額料金キャンペーンの利用でも良いと思いますし、
- So-net WiMAX2+
- BIGLOBE WiMAX2+
などここでは取り上げていないプロバイダですが、これらのプロバイダも利用料金はシンプルと言えるプロバイダとなります。
ひとまず本ページの趣旨となるところでGMOとくとくBBとカシモWiMAXでは、
- とにかく利用料金を安くWiMAXのポケットwifiを使いたいならGMOとくとくBB
- 複雑な手続きなくシンプルな利用料金でWiMAXのポケットwifiを使いたいならカシモWiMAX
が比較して選ぶポイントとなり、私としてはWiMAXのポケットwifiの(契約期間中の総支払額)利用料金へのこだわりはとても強くもっているのでGMOとくとくBBをおすすめしています。
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